ストレス
ストレスと上手に付き合う術
ストレス対策というと「スポーツで汗を流す」「飲みに行く」といった発散法ばかり
思い浮かべがちですが、実はほかにもアプローチの方法があります。
ストレスのタイプはさまざまですし、同じストレスを受けても、
人によって受け取り方が違うので、いろいろな「引き出し」を持っていれば心強いもの。
ストレスと上手に付き合う術を身につけましょう!
闘う 問題に正面から取り組む
ストレスとなる出来事に対し、真正面からぶつかってみる方法です。
ストレスの原因と向き合い、問題解決の為にとにかく行動を起こすのがポイント。
自分自身が納得いくまでとことん取り組むことで、心のモヤモヤが晴れ、
新しい道が開けていくこともあります。ただし、ストレスのもとによっては
闘えない場合も。例えば、ゴミの収集時間が早すぎて、ストレスだからといって
自分だけの都合で行政に掛け合うわけにもいきません。
「闘う」時は、周囲の状況も考えて行動することが大切です。
避ける ストレス対象に近づかない
それが避けて通れるものであるなら、無理に関わらない。
ストレスになりそうな状況をうまくかわす方法です。
苦手な人がいたら、話さないようにする。気が進まない飲み会には
適当な理由をつけて出席しない。それで案外済んでしまい、
心配していたほど大きな問題ではなかったという場合も多いもの。
小さなことも全力で取り組んでしまいがちな人には効果的な対策です。
ただ、この方法は「必ずやらなければならないこと」には有効ではありません。
問題を先延ばしにするだけになってしまいます。
「やらなくてもいいこと」か「必ずやるべきこと」かの見極めが必要になります。
忘れる 少しのあいだ距離をとる
ストレスのもとを意識的に忘れ、考えないようにする方法。
一度距離をおき、問題を忘れて心をリセットする機会を持つと、
世界が違って見えたり、新たな視点が生まれやすくなります。
たとえば、熱いシャワーを浴びたり、散歩に出かけたりするだけでも充分。
友達とウィンドウショッピングや映画に行き、夢中になると問題だったことが
どうでもよくなる場合もあります。その際は、気持ちを変えようとするのではなく、
何か別のことをするなど、ただ行動を変えてみるのがポイント。
考えてもとうてい答えの出ないストレスや、他にもストレスがいろいろあって
精神的に苦しい時の一時しのぎに有効です。
浸る 悲しみや怒りを思い切り味わう
ストレスによる悲しみ、つらさ、怒り。感情が全部流れ出すまでどっぷりと浸ってみる。
強い感情を思い切り体験することで、気分が晴れ、やがて乗り越える力が湧いてくる
ことがあります。たとえば、大切な家族を亡くしたときなどは、忘れようとしても、
明るく振る舞おうとしても、悲しみが癒されることはありません。
涙が枯れるまで泣き、声が枯れるまでわめいて、思い切り悲しむ段階を経ることが
大事なのです。この場合、乗り越えるまでには時間が必要。悲しみから目をそむけたり、
逃げたりしていると、感情が消化されないまま、心や体の病気となって
あらわれかねません。ストレスを感じるときの感情をしっかりと実感することが大切です。
開き直る 自分のとらえ方を変える
ストレスに対して見方を変えると、同じ出来事があまり気にならなくなったり、
どうでもいいことに思えてきたりします。これが「開き直る」という方法。
不本意な配属でも「新しい能力を引き出すチャンス」と捉えたりするなど、
自分自身の尺度を大切に出来れば、ストレスでなくなります。
むしろ、自分らしく生き生きと出来るはず。
でも「私は私」と言って、すべき努力をしないのはナンセンス。
「ごまかし」にならないよう、積極的な解決を試みることも忘れずに。
小分けにする 出来ることから少しずつやる
悩みの尽きない大きなストレス、どうしても避けられない問題は、
小分けにしてひとつずつ対処するのが一番。
ちょうど、大きなおせんべいを細かく砕きながら食べていくようなもの。
やがてストレスは確実に減っていきます。例えば、完璧を要求してくる上司がいる場合、
求められることを全部こなすのはとても無理。少しでも出来たら善しとし「よくやったね」と
自分を褒めてあげましょう。心にゆとりができ、次に向かうエネルギーも湧いてきます。
ただし、あくまで「ひと口ずつ」がポイント。一度に解決しようと欲張ると撃沈してしまいます。
気長に出来ることからやりましょう。
2005年11月30日 13:53

